「月刊ぐるっと千葉」編集室スタッフがゆく、木更津・君津・富津・袖ケ浦のランチ。今回ご紹介するのは、

「古民家cafe&Gallery 郷里」です。

コロナウイルスの影響でなかなか遠くへ旅行できない昨今。近場で旅行気分を味わえないかなぁ、と思っていたら、ベテラン編集スタッフから「それなら郷里さん！」と推薦があったので行ってきましたー！　

久留里の山の中をぐーんと進むと緑に囲まれた築140年の古民家が現れます。こちらのカフェ、同じ敷地内でステンドグラス・トンボ玉などのガラス細工体験ができたり、陶芸教室が開催されている工房や、蔵のギャラリーが併設されています。（各開催日は不定。詳細はHPをご確認ください。）カフェと一緒に楽しめる施設があるなんて、旅行気分あがっちゃう！

一番奥の趣ある建物が古民家cafe&Gallery 郷里さんです。入り口には黒板と生成りののれん。おしゃれな雰囲気にドキドキしながらお店に入ってみました。

中は古民家ならではの味わい深い内装。ウッドのテーブルや椅子も素敵です。各箇所に消毒コーナーがあったり、テーブルも間隔が十分にとられていて、安心してゆっくりできるように配慮されていました。嬉しい心遣いですね。

さて、何をいただこうかと黒板を見ると今日はこんな感じのラインナップ。

いろいろ気になるけれど、今日はご店主おすすめ４番の「スパイシーオムキーマカレー雑穀米」に決定！

今回お話を伺ったところ、こちらのご店主のお父さんがこの古民家物件を見つけてきて、家族で「じゃあこの家をなにに使おうか？」といって考えた末にカフェをオープンすることになった、という珍しい経緯のスタートだったそう。その時ご店主は20代。会社員だったけれど、脱サラしカフェのオーナーとしての道に進まれました。それから20年以上続けられているとのことで、運命を感じられずにはいられません。人生何があるかわからないものですねー。

というところで、お食事到着ー。

やだぁぁ、とろとろたまごーーー！

このビジュアル大好きです。

サラダとにんじんラペとハーブティーのセットで、華やかな彩が食欲をそそります。

では、いただきまーす！

キーマカレーですが、食べやすくとろっとした感じ。食べた瞬間旨味がふわーと広がった後に、スパイスがピリッと効いてきます。スパイスは10種類使用しているそうで、本格的な味わい。さらにいんげんがコロコロと入っており、シャキシャキ食感が絶妙なアクセントになっています。雑穀米のぷちぷちもいい感じ。トロトロたまごのうえにかかっているマヨネーズがさらにコクを出しています。これはまた次も食べたくなるカレーです！

今回はランチタイムにお邪魔しましたが、自家製のパンから作っているフレンチトーストも大人気とのことで、ブランチやカフェタイムにフラッと訪れるのもいいですね。

また、店内では小物の販売をしていたり、自由に読める本があったりと、ゆっくりできる空間が整っていますので、「特別な時間」が過ごせること間違いなし！

休日のショートトリップにぴったりなお店で、お腹も心も大満足でした。

ごちそうさまでした！

編集：ミズウチ