【随想:天国の桜の下で会おう:3】


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7:兄達のセンチメンタル!:3

【随想:天国の桜の下で会おう:3】


《3人の別れは/出雲高校桜の木の下》

 昭和34年3月10日高校を卒業した私は、

小学校から一緒だった浩二君と、中学で

一緒になった英範君の三人で卒業したば

かりの高校に赴いた。 卒業後、浩二君

は絵画の素質を買われ京都へ英範君は家

業を手伝う為に地元に残り、私は医師を

目指し東京へと、それぞれ別々の道に一

歩を踏み出すことに…。

 今までは同じ地域で生活し会いたいと

思えば何時でも会うことができたが、こ

れからはそうはゆかない。離れ離れにな

る前に会おうという浩二君の提案に従っ

たものだった。


 高校は小高い丘の上にあったので3人

で自転車を押して坂を上った。3人は校

内の思い出の場所を歩き回り、記念の写

真を撮り合ったのち、体育館の横にある

樹齢百年は経つと思われる桜の木の下に

座った。この日も私達の卒業を祝福する

かの如く満開に咲き誇っていた。

 共に学び共に遊んだ楽しかった日々を、

時間の経つのも忘れて、語りあっていた

ら突然浩二君が、「10年後の3月10日の

午後に、この桜の下で会おう」と言った。


 黄昏が迫って薄暗くなってきたので3

人でよく行った蕎麦屋に入った。その店

は試験が終わった日には3人で必ず行っ

た店だった。店の主人に3年間のお礼を

言って店を出たあと、互いの健康を祈り

つつ、夫々の道に分かれていった。

 その2年後3人で再会し更に一年後の

夏、英範君の訃報を聞いた。

《幸田蒼生:ノンフィクション天国の

 桜の 下で会おう より》

※写真をクリックすると拡大します。

★「惜別の歌」

https://youtu.be/7MC3n4hh_J4?list=TLPQMTUwMzIwMjDBXbRGnVuisw

コミュニティ終活ストーリー:過去・現在・未来
コミュニティの種類サークル
代表者asa
ジャンル生涯学習 勉強・教養 
キーワード長期 シニア 
活動エリア出雲市
主な活動日・時間不定期 
活動費無料
関連サイトhttp://www.icv.ne.jp/a-design/design/
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