小児医療連載コラム “いざというときにあせらない”こどもの病気とケア
いつも小児医療 連載コラム【いざというときにあせらない こどもの病気とケア】をご覧頂きありがとうございます!
今週は夏休み特別企画!
「これって誰に聞けばいいの?」
「お医者さんにこんなこと聞いたら怒られる?」
「コロナ渦で病院にはいきたくないけど、気になっていることがある…」
などなど、お困りのお父さん、お母さんからの素朴な疑問を山田先生にぶつけて、答えてもらっちゃいました!
ご質問いただきました皆様、本当にありがとうございました!
では、回答をご覧下さい!
A)
発作がでて、自宅にお薬がなかったときはすぐに病院にいきましょう。
喘息は発作を放置しておくと、最悪窒息してしまう可能性があります。
夜間に「発作かな」と思ったら、迷わず中央病院に電話してください。
寝かせる体制は本人が楽な体制となりますが、横になるより縦抱きで寝かせる方が楽かと思います。
A)
普通は問題ないのですが、お腹にしこりはないですか?
女の子で卵巣腫瘍ができた場合にぽっこりおなかになることがあります。
ご心配であれば一度受診してください。
A)
大人と比べると熱中症になりやすいのですが、高齢者の方がもっとリスクは高いです。
発熱したお子さんが比較的元気である場合、ほとんどは感染症による発熱です。
熱中症かもと思ったら、水分を摂らせて涼しいところに寝かせましょう。
A)
ほくろが皮膚がんになるのは、一般的には50歳以降です。
皮膚がんになると急に大きくなります。
ご心配でしたら毎週大きさを測定し、急に大きくなったら受診してください。
A)
ご両親の身長は低いですか?
低いのであれば、ある程度は仕方のないことなのかもしれません。
病的かどうかの判断は、生後まもなくからの成長曲線をつけていただき、それをみて判断します。
A)
耳は聞こえていますか?
聞こえていなければ、そのせいで言葉が出てこない可能性が高いです。
隣の部屋からお子さんに「絵本を持ってきて」など指示し、指示通り動くことができれば耳は聞こえていると判断します。
耳が聞こえているのであれば、言葉以外で何か気になることはありますか?
発達障害でことばが出てこない場合、もう少し年長にならなければ判断は難しいかもしれません。
いずれにせよ、一度かかりつけを受診して相談してください。
医療法人社団育心会
やまだこどもクリニック
院長 山田慎一
https://www.yamadakodomo-clinic.com/
※2020年8月21日掲載
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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