6月16日、大貫漁港で大貫小学校5年生によるヒラメの稚魚放流が行われました。

これは、公益財団法人千葉県水産振興公社がヒラメ資源の維持増大のため、富津市小久保にある県水産総合研究センター種苗生産研究所富津生産開発室で採卵・ふ化したヒラメを、県内の漁業協同組合と共同で毎年放流しており、子どもたちに漁業の知識や理解を深めてもらおうと地元の大貫小学校の児童が参加しました。

放流したヒラメはふ化後約3カ月飼育されたものであり、現在は8cmほどですが、放流から1年ほどで漁獲サイズの全長30cmに達するそうです。

放流した子どもたちは、「普段触ることがないヒラメに触れることができ、貴重な体験となりました。」「広い海で大きく育ってほしいです。」と話してくれました。