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富津市西大和田にある障がい者施設「AlonAlonオーキッドガーデン」は、障がい者の自立を目的に設立された就労持続支援B型事業所です。
ここでは主に胡蝶蘭を栽培しており、入所者の就労を支援するため、独自の「バタフライサポーター制度」を取り入れています。
例として、バタフライサポーター制度に賛同いただける方からの1万円の寄附で胡蝶蘭の苗10株を購入してもらい、入所者がその苗を育て、1株はバタフライサポーターの方へギフトフラワーにして届け、残りの9株は企業向けに販売し、入所者の収入となるという仕組みです。
このほかにも、入所者が企業に農園スタッフとして就職するなど、胡蝶蘭の栽培を通じて障がい者雇用の拡大にも取り組んでいます。
数年前からは、産業用ロボット業界とのタッグで、マンゴーの栽培にも取り組んでおり、入所者がアーウィン・キーツ・玉文の3種類のマンゴーを栽培しています。
理事長の那部さんは「栽培した胡蝶蘭、マンゴーをより多くの方に届けられる手法を検討し、障がい者の新たな雇用の場を創りたいです」と話してくれました。
https://www.alon-ocd.org/
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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