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12月13日、富津市消防防災センターで、富津市消防本部と安房郡市消防本部の合同訓練が行われました。
今回の訓練は、地震で倒壊した建物の狭隘空間からの生存者救出を想定し、進入・要救助者救出について基礎訓練を行った後、活動全般の指揮要領を含めた想定訓練を行いました。
要救助者を外部から発見後、隊員が瓦礫の中を捜索し、要救助者の元へ救助に向かいました。
狭い空間では外部から内部の状況を把握することが困難であるため、内部に侵入した隊員からの情報をホワイトボードに記入するなど、内部の危険箇所や道順を隊員同士で共有し、要救助者を救出するまでの訓練を繰り返し行いました。
この救助技術は、地震災害だけでなく、列車事故や交通事故での救助活動にも応用できる技術であり、両消防本部全体の救助技術向上に繋げることができました。
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